2019年9月14日の『朝だ!生です旅サラダ』では、ブルガリアの旅第2弾が放送され、ダマスクローズの里・バラの谷や職人の町トリャヴナが紹介されました。
旅したのは、イラストレーターで旅サラダガールズの山代エンナさん。
今回もブルガリア観光で訪れたいスポット満載!インスタの写真とともに紹介されたスポットをおさらいします。
職人の町トリャヴナで工芸体験
まずはブルガリア北部にある職人の町トリャヴナへ。
石畳の通りや石造りの建物など、可愛らしい風景が広がります。200年前に建てられた街のシンボル・時計台が印象的。
ブルガリアがオスマントルコから独立する頃から、たくさんの職人が住み着き、工芸の街として発展してきたトリャヴナ。
エタル建築民俗野外博物館(入場料4レバ/約240円)では、職人の技を間近で見学したり、体験したりすることができます。
エンナさんは、イタリア語で「引っかく」という意味のグラフィートという手法で、お皿絵付け体験(10ユーロ/約1,200円)をしました。
さすがイラストレーターのエンナさん、職人さんから「今までやった事あるんじゃない?」と褒められていました。
焼き上がりは、スタジオで披露されます。
【ホームページ】etar.bg
ランチで訪れたのは、トリャヴナの人気レストラン「バラバノヴァタ・クシタ」です。
町の名物トレヴェンスカ・ピトゥカ(2レバ/約120円)は、ヨーグルト入りの素朴な味のパン。
ブルガリアを代表するトマトベースの豚煮込み・カヴァルマ(9レバ/約540円)との相性も抜群です。
ダマスクローズの里・バラの谷へ
続いて訪れたのは、ローズオイルやローズウォーターの原料になるダマスクローズの里・バラの谷です。
ブルガリア中央部に東西140kmにわたって広がる渓谷にバラ畑が点在しており、毎年5月下旬~6月にかけては一面がピンク色に染まります。
ローズオイルやローズウォーターの蒸留所、エニオ・ボンチェフ蒸留所(入場料6レバ/約360円)へ。
バラの女王と呼ばれるダマスクローズを使って作られるのが、「金の液体」とも言われるローズオイルです。
1リットルのローズオイルを抽出するために、3トンものバラの花びらが使われるそう。貴重なオイルということがわかりますね。
ローズオイルは0.5mlで20レバ(約1,200円)と、日本で購入するよりも格安でした。
年に一度の風物詩・ブルガリアのバラ祭
6月になると、バラの谷各地で豊作を祝うバラ祭りが開催されます。
地元の女性が伝統衣装に身を包み、バラ摘みの儀式(20レバ/約1,200円)を披露してくれます。
この時期は誰でもバラ摘みを体験できるそうです。
バラ摘みの後は、地元の人たちでホームパーティーを楽しむのがお決まり。
エンナさんもパーティーへお邪魔して、ヨーグルト作りやローズジャム作りをお手伝いしていました。
バラの谷中心都市・カザンラクの大パレード
毎年バラの谷の中心都市・カザンラクでは、地元の高校生から選ばれたバラの女王による大パレードが開催されます。
高校生とは思えないキレイなバラの女王たちのパレードを見た後は、地元の人に混ざって伝統舞踊を踊ってみるのも楽しみ方のひとつ。
世界中からやってきた観光客も、一緒にお祭りを楽しんでいました。
ブルガリア観光の参考に
1年でブルガリアが最も美しい時期に旅したエンナさん、「ブルガリアの人はみんな本当に暖かい」と感動していました。
スタジオではブルガリアで絵付けしたお皿も披露。誰でも体験できるそうなので、ブルガリアを旅する時の参考にしたいですね!