2019年9月7日放送の『世界一受けたい授業』では、長生きみそ汁第3弾・アレンジレシピが特集されました。
前回は雛形あきこさんが1週間、1日1杯の長生きみそ汁生活を実践しました。
その結果、疲れやガンの原因にもなる活性酸素の量が4.6ng(ナノグラム)から0.4まで低下。
女優の久保田磨希さんは2週間の長生きみそ汁生活で、血管年齢(血管の硬さ)が20代後半のレベルまで若返るという結果に!
今回も新しいレシピを教えてくれたのは、『医者が考案した長生きみそ汁』著者の小林弘幸先生です。
この記事では、夕食の献立にプラスしたい長生きみそ汁のアレンジレシピをおさらいします。
長生きみそ汁とは?作り方は?
長生きみそ汁は、自律神経研究の第一人者である 順天堂大学教授の小林弘幸先生が考案したスペシャル味噌汁です。
1日1~2杯飲むことで、自律神経を整えたり、 糖尿病・高血圧など生活習慣病を改善したりする効果が期待できます。
みそ自体に抗酸化作用があり、シワ・シミの原因となる活性酸素を撃退してくれるので、美肌にも効果的です。
まずは基本の長生きみそ汁の作り方を、おさらいしておきましょう。
【材料(長生きみそ汁10杯分)】
・赤みそ 80g
・白みそ 80g
・玉ねぎ(Mサイズ約1個分) 150g
・りんご酢 大さじ1
【作り方】
1.玉ねぎをすりおろす
2.すりおろした玉ねぎに赤みそ・白みそ・りんご酢を加えて混ぜ合わせる
3.製氷機に入れて2~3時間冷凍したら完成!
作ってみるとこんな感じになります。
13日間の長生きみそ汁生活
今回長生きみそ汁を13日間試したのは、笑点でお馴染みの林家三平さんです。
血液・自律神経。肌などの検査をした結果、三平さんは血流が正常値よりも悪く、全身に血液が行き渡りにくいため疲れやすいことがわかりました。
また自律神経のバランスも、副交感神経よりも交感神経のほうがかなり優位なため、ストレスをためやすい状態でした。
13日長生きみそ汁を食べて、どのように変化するのか楽しみですね!
長生きみそ汁の最新レシピ集
番組では、三平さんが試した長生きみそ汁の最新レシピが紹介されました。
それぞれ材料と作り方をチェックしてみましょう。
貧血予防に効果的な【枝豆】と【トマト】のみそ汁
枝豆には鉄分が含まれており、貧血予防に効果的です。鉄分の吸収を高めるために、ビタミンCを多く含むミニトマトをプラスしています。
【材料(2人前)】
・長生きみそ2個
・水300ml
・枝豆(冷凍)150g
・ミニトマト8個
・生姜1かけ
・あらびき黒コショウ適量
【作り方】
1.枝豆は解凍し、さやから取り出しておく
ミニトマトは半分に切り、生姜は千切りにする
2.鍋に生姜と水をいれ、蓋をして一煮立ちさせる
3.枝豆、ミニトマトを加え、さっと火を通す
4.火を止めてみそ玉を加え、溶かしたら出来上がり
好みで黒コショウを振るのもおすすめです。
胃腸の働きを高める!長いもと梅干しのみそ汁
梅干しは酸っぱい成分、クエン酸を多く含んでいます。クエン酸は胃腸の働きを良くして消化吸収の効率を高めてくれます。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・長いも150g
・梅干し1個
【作り方】
1.長いもをいちょう切りにする
2.鍋に1と水を入れてひと煮立ちさせ、約2分加熱する
3.火を止めてみそ玉を加えて溶かしたら、種を取り除いた梅干しをちぎりながら加える
疲労回復におすすめ!豚肉とらっきょうのみそ汁
豚肉は疲労回復に欠かせないビタミンB1が豊富です。ビタミンB1の吸収を高めるために、アリシンを含み「畑の薬」と呼ばれるらっきょうをプラスしています。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・水300ml
・薄切り豚バラ肉50g
・生らっきょう50g ※味付けでない
・あさつき、七味 適量
【作り方】
1.らっきょうは薄皮をむき、縦に薄切りにする
豚肉はひと口大に切る
2.鍋に水を入れ、沸騰したら豚肉を入れて火を通す
3.らっきょうを入れ、火が通ったら火を止めてみそ玉を溶かす
腸を整える!豆腐とキムチの冷たいみそ汁
キムチには乳酸菌や食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれます。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・絹ごし豆腐150g
・きゅうり1本
・白菜キムチ80g
【作り方】
1.豆腐は半分に切り、キュウリは薄い輪切りにして塩でもんでおく
キュウリがしんなりしたら、水でサッと洗ってしぼっておく
2.ボウルに豆腐以外の材料、水300mlを入れ、みそ玉を溶かす
3.それぞれの器に豆腐を入れ2を注ぎ、好みでゴマやかつお節を振る
長生きみそ汁をパスタにアレンジ!みそカルボナーラ
卵とチーズには疲労回復に必要なたんぱく質が豊富。ベーコンにはビタミンB1が疲労回復効果を高めてくれます。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・スパゲティ160g
・スライスベーコン2枚
・卵黄2個
・粉チーズ、粗びき黒こしょう 適量
材料A
・卵2個
・生クリーム大さじ3
・粉チーズ大さじ3
・粗びき黒こしょう小さじ2/3
【作り方】
1.ベーコンは1㎝幅に切り、みそ玉と耐熱容器に入れて電子レンジで30秒(600W)加熱する
2.ボウルにAを入れ、1を加えてよくかきまぜる
3.ゆでたパスタをボウルに入れ、手早く混ぜる
お好みで粉チーズや粗びき黒こしょうを振ってもOKです。
夏バテに!食欲増進効果のあるゴーヤとパプリカのスパイスみそ汁
ゴーヤの苦み成分モモルデシンには、食欲増進効果や胃腸を保護する効果があるので、夏バテにピッタリ。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・ゴーヤ1/2本
・パプリカ(赤)1/4個
・オリゴ糖大さじ1/2
・カレー粉小さじ1
【作り方】
1.ゴーヤの種とワタをスプーンで取り除き、7㎜幅の輪切りにする
パプリカは7㎜角に切る
2.鍋に水を入れひと煮立ちさせ、1を加えて約1分加熱する
3.オリゴ糖とカレー粉を入れ、約1分加熱する
4.火を止めてみそ玉を加えて溶かす
血流をよくして美肌効果も!スイカの白皮と豆腐のみそ汁
スイカの白皮に含まれるシトルリンは、血管を広げるサポートをして、皮膚の新陳代謝も高めてくれるので、美肌効果も期待できます。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・水300ml
・スイカの白皮100g
・絹豆腐50g(1/4丁)
・すりごま、みょうが 適量
【作り方】
1.スイカの白皮を1㎝幅に拍子切りにする
みょうがは薄い斜め切り、豆腐はさいの目切りにする
2.鍋に水とスイカの白皮を入れ、中火にかける
3.スイカの白皮に火が通ったら、豆腐を入れる
4.火を止めてみそ玉を溶かす
5.すりごま、みょうがを適量添えたら完成
血行を良くする!アーモンドミルクのみそ汁
アーモンドミルクは、血行を良くするビタミンEを豊富に含んでいます。
【材料(2人前)】
・長生きみそ汁2個
・アーモンドミルク300ml
・鶏もも肉60g
・パプリカ(赤)1/4個
・パプリカ(黄)1/4個
・パセリ粉 適量
【作り方】
1. 鶏もも肉は一口サイズ、パプリカは7m角に切る
2.鍋に鶏もも肉を入れ、色が変わるまで炒める
3.アーモンドミルクを加え、弱火で3~4分加熱する
4.パプリカを加え、火を止めてみそ玉を加える
5.お椀に注いでパセリ粉を振りかける
長生きみそ汁を13日間試したら…
三平さんは最終日に、舞茸ともずくが具材の「黒酢みそ汁」も食べていました。
黒酢はアミノ酸を多く含むので、疲労回復に効果的だそうです。
13日間長生きみそ汁生活をした結果、三平さんの血流は正常値を上回る良い数値に!自律神経のバランスも、交感神経と副交感神経がほぼ同じバランスになりました。
血行も良くなり、ストレスも感じにくい体に変化したようですね。
アレンジも効くので、飽きずに続けられそうですね。ぜひ夕食の献立の1品に加えて、心も体も健康になりましょう!