2019年8月30日放送のTBS「あさチャン」で、じゃらん編集長おすすめの絶景避暑地として、富士山のふもとにある鳴沢氷穴が紹介されました。
河口湖にほど近い人気観光地で、残暑の時期でも氷の世界が体験できる涼スポットとして有名。
今回はそんな鳴沢氷穴について調べてきました!
富士五湖観光のひとつ・鳴沢氷穴とは?
山梨県南都留郡鳴沢村にある鳴沢氷穴は、青木ヶ原樹海の東の入口付近に位置する溶岩洞です。
富士五湖観光のひとつに数えられ、昭和4年に富岳風穴とともに国の天然記念物にも指定。
1,150年以上前の富士山の噴火で誕生した竪穴型洞窟で、平均気温3℃のため1年中氷で覆われており、世界的にも珍しいスポットです。
冬場に天井からしみ出た水滴は氷柱になり、神秘的な世界を作り出します。
6月~7月には見頃を迎え、初秋まで見ることができるので、夏の終わりに訪れる避暑地としてピッタリな場所ですね。
内部は環状になっているので、約15分ほどで1周することができます。
中央自動車道 河口湖ICからは車で20分程の場所にあり、河口湖観光で外せない人気スポットとなっています。
鳴沢氷穴の絶景を訪れた人の感想は?
絶景スポットということもあり、インスタには鳴沢氷穴のキレイな画像がたくさんUPされていました。
実際に訪れた人のインスタをチェックしてみましょう。
入り口からアドベンチャー感たっぷりの鳴沢氷穴。訪れるだけでパワーがもらえそうな雰囲気です。
急斜面の階段を降りて狭い溶岩トンネルを抜けると、氷の世界が待っています。
ブロック状に積み上げられた氷の壁は、冷蔵庫がない時代に氷の貯蔵庫として使用されていた頃を再現したもの。
氷穴のおかげで、暑い夏でも氷を使うことができたんですね。
氷が宝石のようにキラキラしていて、神秘的な世界ですね。
伝説によると、鳴沢氷穴にある地獄穴は江ノ島の洞窟まで続いているとのこと。
洞窟の中でも氷の世界だけでなく、様々な表情が楽しめるのも人気の理由なのかもしれません。
お隣の富岳風穴ってどんなところ?
鳴沢氷穴から800mほどの場所にある富岳風穴も、同じく1150年以上前の富士山噴火によりできた溶岩洞窟です。
鳴沢氷穴とは違って横穴型洞窟なので、なだらかで子供やお年寄りでも歩きやすいのが特徴。
総延長201mで、約15分くらいで周遊することができます。
写真を見てわかる通り、洞窟の入り口はハート型に見えることで人気!ぜひ撮影しておきたいスポットですね。
氷があるのは鳴沢氷穴だけと思いきや、富岳風穴でも氷柱が見られます。
昭和30年頃まで養蚕の繭(まゆ)や種子の貯蔵庫として使用され、天然の冷蔵庫の役割を果たしていました。
洞窟の一番奥には青白く輝く光り苔(ひかりごけ)の群生地もあるので、お見逃しなく!
鳴沢氷穴周辺は河口湖や富士急ハイランドも!
鳴沢氷穴周辺には、富士山はもちろん人気観光スポットが集中しています。
逆さ富士が有名な河口湖では、遊覧船アンソレイユ号に乗ってクルージングを満喫!船から見る富士山も素敵ですね。
絶叫系アトラクションが豊富な富士急ハイランドも、車で20分ほどの場所にあります。
1日ではまわりきれないほど観光スポット満載なので、河口湖周辺に宿泊して楽しむのもおすすめです。
鳴沢氷穴の入場料&アクセス情報
入洞料金:大人 350円 小学生 200円
富岳風穴・鳴沢氷穴セット券:大人 600円 小学生 300円
営業時間:9:00~17:30(季節により変動あり)
アクセス:中央自動車道河口湖ICより20分
河口湖駅から路線バス利用で約30分
残暑に涼を求めて鳴沢氷穴へ!
じゃらん編集長おすすめの絶景避暑地、鳴沢氷穴について紹介しました。
まだまだ暑い日が続きますが、氷の世界が体験できる鳴沢氷穴なら快適に観光を楽しめそうですね。
河口湖観光と併せて訪れてみてはいかがでしょう。