2020年4月14日の『林修の今でしょ講座』では木村拓哉さんをゲストに迎え、「今こそ丈夫な体を作ろう3大講座SP」が放送されました。
豚肉VS鶏肉と題して、それぞれのすごいパワーが特集されましたが、鶏肉について教えてくれたのは東京疲労・睡眠クリニック院長・梶本修身先生です。
鶏肉には骨を強くする効果がある⁉
この記事では、鶏肉のすごいパワーについて紹介します!
鶏肉に豊富なコラーゲン&ビタミンKが骨を丈夫に!
コラーゲンというと肌にいいイメージがありますが、実は骨にとってとても重要だそうです。
コラーゲンとは?⇒細胞同士をつなぎ合わせ細胞が活動しやすくする
コラーゲンがあるからこそ、骨を強化することができるそうです。
コラーゲン=鉄筋 コンクリート=カルシウム
コンクリートのみの建物はもろいのですが、鉄筋がしっかりしていると頑丈な建物になります。
コラーゲンにより、しなやかで丈夫な骨が作られるのです。
鶏肉の中でコラーゲンが多い部位は?
鶏肉の中でコラーゲンが多い部位は、軟骨です。
鶏自体にコラーゲンが多く含まれていますが、特に軟骨に多いそうです。
そんなコラーゲンの働きを活性化させる栄養素=ビタミンKです。
ビタミンKの量が肉の中でダントツに多いのも、鶏肉だそうです。
中でも皮の部分に多く含まれているので、積極的に食べるといいですね。
コラーゲンの吸収率を上げる鶏肉の食べ方
番組では鹿児島県の養鶏農家の方に、鶏肉の食べ方を聞いてみました。
一品目は、鶏ささみ・錦糸卵などがのったご飯に鶏ガラスープをかけた『鶏飯』です。
もう一品は皮つき鶏もも肉をさつま揚げや大根・ニンジン・里芋・こんにゃく・ごぼう・干しシイタケなどと味噌で煮込んだ『薩摩汁』です。
薩摩汁には、サツマイモを入れるのがポイント。
鶏肉×サツマイモ(ビタミンC)⇒コラーゲンの吸収UP
コラーゲンを作るのに、ビタミンCは必要不可欠です。
唐揚げにもレモンをかけますが、『鶏肉+ビタミンC=コラーゲンの生成を促す』という合理的な食べ方だったのです。
まとめ
鶏肉の軟骨にはコラーゲンが、皮にはビタミンKが豊富に含まれていることがわかりました。
豚肉はコラーゲンに関しては鶏肉にかないませんが、骨や筋肉にある亜鉛がたくさん含まれています。
亜鉛が不足すると骨の量が減ることも分かっているので、特に亜鉛が多く含まれる豚レバーも食べるようにするといいですね。
次のページでは、豚肉VS鶏肉対決3についてまとめます!